ドキドキ、ワクワクを繰り返しながら出来上がったもの

布ぞうり作りの講座に参加した。
ずいぶん前に話題になった当時から気になっていたが、日程が合わなかったことと気持ちがいまひとつ乗らず、なかなか行動には移らなかった。
ところが今回、なんの躊躇もなく「行ってみよう!」と思い、申し込んでおいた。
参加者は少ないだろう・・・と勝手に想像して行ってみると、希望者が多くてお断りした方もあったとか。
いまだ、根強い人気が続いているようだ。
 
材料を確認し、説明を聞いて作業に入る前はドキドキ。
いよいよ布を編み始めると、子供のころのビニールやリリアンで腕飾り(今のミサンガのようなもの)を作ったことを思い出してクワク。
作業途中、長くなりすぎるのでは?と、今度はドキドキ。
講師の方に、「大丈夫、大丈夫。ぎゅっと詰めるから・・・」と言われてホッ!としたのも束の間、
「横幅が狭くなりすぎないように注意してね」と言われて、またもやドキドキ。
ドキドキ、ワクワクを繰り返しながら、両足を並行する形で編み進めていった。
 
そして、ついに「やった~!」
丁寧かつ親切なご指導のお陰で、布ぞうりが完成。
凸凹で、決して見栄えがよいとは言えないが、自分の手で完成させたという満足感は何にも勝る。
 
布ぞうり
 
布ぞうりを作っている数時間は、日常から離れた非日常の世界に身を置いているようだった。