タッチケア(タッチング)

昨夜、NHK総合テレビ『ガッテン』で、“タッチケア”について取り上げていた。
親しい人や信頼できる人に体に触れられた時などに脳から出る「オキシトシン」による癒し効果が大きいというもの。
番組中でもその効果について述べられていたが、具体的には体の痛みが軽減されたり、認知症の症状が止まったり、日ごろのストレスを大きく緩和することができる。
当方のホームページでも、開設当初よりタッチングについて触れている。
癒やしの原点は「ふれる」「ふれあう」(タッチング)にあります。
現代的な医学がなかった時代は、治療や癒しの方法として「手当て」が施されました。
この手当てこそがタッチングセラピーの基であり、最善の癒し法と言われました。

「タッチング」は、「体がふれ合えば、心もふれ合う」というように、タッチングによって心の安らぎと身体の安定を保ったり、取り戻したりすることができます。
「スキンシップ」という言葉も、タッチングセラピーの一つです。
その効果として、親子であれば、子どもの表情が豊かになる、よく話すようになる、肌が丈夫になるなどがあります。
高齢者に対しては、肌の触れ合いが認知症予防につながったり、孤独感の解消に役立ったりします。

殺伐とした現代社会において、タッチングは家族の心のコミュニケーション法でもあります。
大人に対してはもちろんだが、子供には特に効果が多きい。
当方ホームページでヒーリングをしている子供の写真があるが、彼は生まれて間もなくのころからヒーリング(タッチング)に慣れ親しんできたためか、その効果は顕著であると思う。
将来を担う子供たちが心身共に健全に育っていくために、タッチングを改めて見直すことも必要だろう。