手をかけたものは愛おしい

約一ヶ月ぶりのフラワーアレンジメント教室。
たまには生花にしようかな?と考えるのだが、やはり今日もプリザーブドフラワーにしてしまった。
アクアフォームを指示どおりのサイズにカットして器の上部に入れ、花材をドーム型に挿していく。
だが、そのまま続けると花材が足りなくなりそうな気配。
器の上に出ているアクアフォームが、やや高すぎたのかも知れない。
もう一度サイズの調整が必要だ。
教室ではいったん終了し、帰宅後やり直すことにした。

“貴婦人の彩り”

今日のテーマは『貴婦人の彩り』
大地が育んだ花と、海が育んだパール。ふたつの美が結実して、素敵なアレンジが生まれる・・・。
時間を気にせず、まわりも気にせず、音楽を聴きながら一本一本挿していく。
すると、教室で挿したときとは違ったイメージで仕上がった。
貴婦人の完成だ。
 
SPプリザ 『貴婦人の彩り』
果たして、貴婦人をイメージできる?

“手をかけたものは愛おしい”

フラワーアレンジメントをやり始めてから2年が過ぎた。
初めは基本に忠実に、ただひたすらに挿していた。
だが、だんだん慣れてくると、上手く仕上げよう、かっこよくしようなどと思うせいか、かえって上手くいかない。
最後には「まあ、こんなところでよしとしよう」と妥協点を見つける。
心から満足できるものは少ないが、それでも、手元に置いてしばらく見ていると、次第に愛着が湧いてくる。
自分が手をかけたものは、どんな出来映えでも愛おしく思える。
子供も同じだ・・・。

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