一人ひとり価値基準は違う

人はなぜか、自分あるいは誰かが作った価値基準(モノサシ)に合わせて他者を評価してしまう。
その基準に合えばプラスに評価し、合わなければマイナスの評価をする。
○○さんの意見は、自分の考えと違うから間違っている・・・
○○君のやっていることは、自分のやり方と違うからおかしい・・・
絶対、自分が正しいのだ・・・と。
そのとき、<え、○○さんは、そう思っているんだ!?>
<へえ~、○○君は、そういうやり方をしているんだ!?>
と、他者の意見ややり方を認め、受け容れることはできないだろうか。
その上で、自分と何が、どこが違うのだろうかと冷静に判断することができたら、人生は大きく変わってくるだろう。
人はそれぞれに、自分が育った環境、現在の環境により価値基準が作られている。
10人いれば10人の、100人いれば100人の考え方ややり方があると考えた方がよい。
“一人ひとり価値基準(モノサシ)は違う”、という認識をもつことが大事だ。
そして、自分の価値基準を他者に押しつけるようなことはしない方がよい。
ただ、社会の常識としての基準・ルールは、年齢に関係なく誰もが守っていきたいものだ。