我欲で存在価値を認める?

我欲というのは、止まることがないのだろうか。
1つ手に入れれば、次を手に入れたくなる。
さらには、その次も手に入れんとする。
特に、名誉・権威といったものになると、他者を貶め、廃し、我が手に得ようとする。
そうして得た、本人が名誉や権威と思っているものは、いかほどのものでもない。
そのようなものに縋らなければ、自分の存在価値を認めることができないのだろうか。
なんと哀しい人生を送りたいのだろう。
むしろ、余計なものを手放してしまえば、どんなにか楽な生き方ができるのに・・・。