心の有り様

「最近の若者は覇気がない。むしろ、年寄りの方が元気だ」とよく言われます。
一概にその言葉を肯定することはできませんが、確かに今の中高年の人たちは元気です。
以前にも書いたような気がしますが、「青春」という詩の一節を、また思い出しました。

青春とは人生のある期間を言うのではなく、
心の様相を言うのだ。
(中略)
歳を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
(後略)

正直、この部分が鮮明に残っているのです。
老いというのは年齢に関係ない。要は、心の有り様が大事だということです。
ちなみに、
実家の母は足腰弱っているものの、気力・記憶力は人並み以上で、95歳になった今も、短歌に俳句、書道などに勤しんでいます。
この元気さには、正直、圧倒されます。
兄姉たちもそれぞれに、自分の趣味や地域での活動など、いろんなことを楽しみながらやっているようです。
とにかく元気です。
「心の有り様」
それは、その人の生き方すべてに言えることですね。
 

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