目に焼きついた母の姿

昨日は、姉の家に滞在中の母を訪ねた。
「この写真は見たことがないでしょう?」と、母方の祖母の法事に集まった、母のきょうだいの集合写真を見せられた。
そこには戦死した1人を除き、懐かしい伯父たち7人と母がいる。
もう1枚の写真には、在りし日の父の姿もある。
ということは、39年前に写されたもの。
一人、また一人と欠けていき、残るは母一人のみ。
やがては私たちにもこのようなときが訪れるのだなと、寂しそうな母の姿が目に焼きついた。