薄れゆくことば

『長幼の序』 ということばを知っていますか?
最近は、滅多に聞かなくなった言葉ですが、『最近、「長幼の序」という意識は薄れてきたのだろうか』という新聞記事が目にとまりました。
「長幼の序」とは、年長者と年少者の間にある秩序であり、子どもは大人を敬い、大人は子どもを慈しむというあり方。
日本人の意識の根底に横たわる大事なものであり、常識であったはずなのに、近年この意識が薄れてしまっているというのです。
家庭、学校、会社で、また一般社会生活においても、確かにそのように感じます。
一人ひとりがこの意識を持ち続けていれば、世の中もっと変わっているのでしょう。

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