2011/7月のメッセージ

あなたの身の回りにあるもの
それは
ほんとうに必要なものですか
それとも、ほしいもの？
置いておくと、
なんとなく落ち着くから？
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人が生きていくためにほんとうに必要なものは、果たしてどのくらいあるのだろうか。
人が持っているのを見て、
あんなのがあったらいいな～。
とりあえず買ってみようか。
なんとなくほしいな～。
そう、自分の身の周りに、なんとなく置いておくことで、なんとなく落ち着く。
そういうのが多いのではないだろうか。
私たちの身の回りには､ものが溢れている。
便利な生活に慣れすぎて、自分で考え、工夫して暮らすことがなくなっている。
そして、その便利なものは、電気を使うものが多い。
停電、節電になると、たちまち右往左往してしまう。
昔の電気製品が少なかった時代は、今から見ると不便かも知れないが、生活の知恵があった。
便利な世の中を、電気製品を否定するつもりはない。
だが、全面的に頼りすぎてしまうと、いざという時に立ち往生することを肝に銘じておかねばならない。
ものだけに限らず、私たちの意識において、
どんな時にも、どんなことが起こっても、臨機応変対応できるように、日々の過ごし方･生き方を考えてみる必要があるのではないか。