スペイン　その5

10/13
スペイン最終日のこの日は、Kさんと、そのお仲間でありイタリア訪問時にお会いしたことのあるSさんも一緒に、観光にお付き合いしてくださった。
日本から同行のNさんと4人の「日帰りツアー」
初日に行けなかったプラド美術館とショッピング（土産物調達）にしようか、どうしようかと話し合った結果、トレドの街へ行くことに。

その前に、まずマドリッド市内にあるデボー神殿に立ち寄る。
エジプトから石が1個1個運び込まれて入念に再建され、2000年以上の歴史を持つとか。
また、エジプト国外で見ることのできる数少ないモニュメントの1つでもあるようだ。
ここでは、みながそれぞれにいろいろな体感をしたようだった。
ある1人の体感が、後になって、トレドに向かう行程を暗示しているかのようであったことに気づく。
神殿を後に、タクシー、メトロ、バスを乗り継ぎトレドの街へ。

マドリッドから南へ70Km程のところに位置するトレドの街は、街全体が世界遺産となっている。
1560年に遷都するまでスペインの首都として栄えた古い街でもある。
 
 

電車？に乗って街の外側から街を眺めたときは、映画の世界に入り込んだような気分だった。
電車を降りると、自分の足で街中を歩く。
路地は、狭く迷路のようになっている。
えっ？と思うようなところに扉が付いていて、まるで家の門のように見せかけてあるところも･･･。
 



 
 
 
 
 
すべて、敵が責めてきた時のための工夫がなされている。


 
 
 
 
トレドの街をすっかり気に入ってしまった私がいた。
帰国をもう1日延して、ここに泊まってゆっくりしたかったね･･･と言いながら、トレドの街を後にした。
マドリッドへの帰路は、往路に比べるとずいぶん近かったような、時間が短縮できたような気がする。
スペイン最終日のこの夜は、21:00から会食をすることになっていた。
トレドに行った4人とマザーステラで認定したスペイン人女性のSさん。
その他に、Yさんや研鑚会を主催したりかさんの疲れが回復していれば合流することになっていた。
トレドからの帰りが少し遅れ、約束の会食場所に着いた時は21:00を回っており、既にSさんとりかさんが待っていた。
りかさんはまだ疲れが残っていたことと思うが、私たちのためにわざわざ出かけてきてくださったのだろう。
ありがとうございます。
みんなで食べて、話して･･･。
あっと言う間に時間が過ぎてしまった。
KさんとSさんに送られてホスタルに戻る。
最後の夜、4人で話し始めるとなかなか尽きることがない。
気がつけば日付が変わり、スペイン時間の14日午前3:00を過ぎていた。
ここを10:30までに出て、空港に行くことになっている。
2人は帰り、私たち2人も荷物整理もそこそこに床につく。
10/14
起きるとすぐに荷物整理。
KさんとSさんが迎えに来てくださるのを準備万端で待つ。
Kさんたちの通訳と、身振り手振りでホスタルのご主人にお世話になったお礼と別れを告げ、ホスタルを後にした。
このホスタルは家族で経営しているそうだが、日本人が大好きらしい。
日本人には、とてもよくしてくださるそうだ。
空港に着くと、Yさんも仕事の合間を縫って来て、待っていてくださった。
チェックイン後、Kさん、Sさん、Yさんの3人、そしてNさんと私、スペインでのほんとうに最後のわずかな時間を、お茶を飲みながら過ごす。
名残惜しくもあったが3人に別れを告げ、現地時間10/14(木)12:30マドリッドを後にした。
日本時間10/15(金)10:30成田着。
荷物受取に時間がかかり、結局我が家に到着したのは14:00過ぎだった。
・・・　絆　・・・
今回のスペイン行きは、一人では実現するものではなかった。
その機会を作ってくださったりかさん、ありがとうございました。
そして、スペインはじめその他の国から参加したレイキ実践者の皆さん、楽しく有意義な時間を共有させていただき、ありがとうございました。
日本のレイキ実践者の活動紹介をするにあたり、突発的な出来事で多忙な中を翻訳してくださったFさん、ありがとうございました。
初めての国スペインでの数日間を、ずっと傍にいて通訳やお世話をしてくださったKさん、Sさん、Yさん、ほんとうにありがとうございました。
いろんなことを話し、研鑽会以上に学ばせていただきました。
3人のお陰で、全く不安や心配のないスペインの旅ができました。
同行してくださったNさん、いつも気を使っていただいてありがとうございました。
あなたの真摯で率直な発言に、たくさんのことを教えられました。
楽しい旅でした。
そして、今回スペインに行くことを勧めてくれた相棒くん、ほんとうにありがとう！
行ってよかった！と心から思ってるよ。
みんな、みんな、ほんとうにありがとう！