トリエステ報告2

トリエステは、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の県の一つであるトリエステ県 (Provincia di Trieste) の県都。イタリアの地図
アドリア海(イタリア半島とバルカン半島に挟まれた海)と標高400mの丘陵地に挟まれた、イタリアで最も東に位置する都市。
[ 3月22日 ヴェネツィア観光 ]
イタリアメンバーの案内で、列車で約2時間。雨のヴェネツィア(ベニス)へ。
ヴェネツィアの駅から雨のお浄めを受けながら、建物を見上げたりウィンドウショッピングをしたり、まるでお上りさん状態でサンマルコ広場までの道のりを歩く。
ヴェネツィアは、「水の都ベニス」とも言われる。ベネチア
水と建物のコントラストは美しいが、アクア・アルタという高潮により、市内の半分ほどが水没することもるとか。
最高水位が140~190cm前後の高潮。ちょっと想像できないが、そういえば駅からサンマルコ広場までの間、狭い道の真ん中の至るところに台が積み重ねたようになっていた。
屋台用の台かと思っていたが、水位が高くなった時、あれを並べてその上を歩くらしい。納得!
そうそう、ここの列車の切符はやけに大きいもので、乗車する前に小さな箱形の機会を通して刻印すると、後は回収もせず持ち帰るようになっていた。
日本ではカードや紙切符は回収して再利用しているが、イタリアでは各自がゴミとして処分するだけなのだろうか?
変なところが気になってしまった・・・。
つまらないことを思い出したので、ついでに書き加えておこう。
日本食が懐かしくなったり疲れたりした時のためにと、普段は食べることのない「都こんぶ」を買い持参した。
それを、なぜかヴェネツィアに行く時カバンに入れていった。
ランチを注文し、待っている間に取り出した。
案内してくれたイタリアの人・フランスからきた人、そして日本から行った人に勧めてみた。
日本人は「酸っぱい!」だけで終わってしまったが、海外の人は口から出したり涙を流したり・・・。
何となく、海外の人には受入れられないかも・・・と思っていた予感が的中した。
実は、私が無知だったのだが、海藻に含まれる多糖類を分解できるのは日本人の腸だけとか。
韓国でも「わかめスープ」や「のり巻き」を食べるのだけど・・・。
[ 3月23日 ミラマーレ城見学 ]
全日とは違うイタリアメンバーの案内で、バスでトリエステ市内のミラマーレ城に行った。
アドリア海を見下ろす絶壁にそそり立っているが、オーストリア大公フランツ・ヨーゼフの弟マクシミリアンが、自然の美しさに魅せられ、自分と妻シャルロッテの為に建てたと言われる城。
付属の庭園には、マクシミリアンの命令で世界中から集められたという多種多様な樹木が植えられており、桜もあった。
ここからの、海の眺めは最高! とにかく海が綺麗だった。
ミラマーレ城    トリエステの海