共に育つ

子どもを育てている頃、またその仕事に携わっている頃、よく“親子共育”ということを言った。
つまり、親も子どもと共に育つという意味。
子どもが誕生した時、父親・母親となり、子どもが1歳になる時、父も母も親として1歳になる。
父母は子どもを育てていると思うが、実は子どもによって親としての学びをさせられている(育てられている)ことに気づいていない場合が多い。
これは親子だけでなく、職場でも、学校でも同じことが言える。
上司は部下に、教師は生徒に何かを教えているつもりが、実は逆に部下や生徒から教えられる(学ばされる)ことの方が多いように思う。
私たちも、自分が行っているセミナー等を通して学ぶことがたくさんある。
本当に有り難いことと思う。

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