コンサートで思ったこと

久しぶりに『午後のコンサート』に行ってきた。
今日は“ブルックナー” 
モーツァルトやショパンといった作曲家に比べるとあまり耳慣れない名前だが、“知る人ぞ知る”という作曲家でもある。
いつもは曲にまつわる解説を聞き、その曲の演奏を聴くというパターン。
今回は、ブルックナーの原曲と本人が書き直した部分の旋律を聴き比べる。
さらに本人以外の手によって書き換えられた旋律とを聴き比べてみるという形のコンサートだった。
これが、なかなか面白い。
原曲と手直しされた旋律とは、まったく別のものになっている。
最後に交響曲第5番の原曲を通して聴いたが、原曲そのもが後世に残る場合、本人によって書き換えられて後世に残る場合、他人によって書き換えられたものがあたかも原曲であるかのように後世に残る場合、とそれぞれのパターンがあることを知った。
この話を聞きながら、このようなことは音楽に限らず、レイキをはじめさまざまな分野においても同様のことが言えてると思った。

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