“必要な物”と“あれば便利な物”

蛍光灯の傘、箪笥の後ろ、家中の家具の引き出しの中、窓枠の溝･･･、大掃除も終わり、気分もスッキリ！
日ごろからいつも言い、行っていることではあるが、家の中の整理整頓、掃除をすると、心の中も大掃除をした気分になる。
何よりも、大掃除をしている時間がとても楽しい。
なるべく自分の身辺はスッキリさせておきたいと思い、常日頃心がけてはいるが、それでもまだまだ不要なものがたくさんある。
人間は、なぜか意味もなく手元に置いておきたい、と言うより、なぜか意味もなく捨てられずに手元に残っているものがあるようだ。
“もったいない”という気持ちも作用しているのかも知れないが、ほんとうに必要なものだけを残し、あれば便利だなあというものまで処分してしまったら、無味乾燥な人生になってしまいそうな気もする。
“必要なもの” と “あれば便利” と思うものを見極め、決断するのは、結構“清水の舞台から飛び降りる”心境でもあるのかも知れない。