赤い実

今日は大雪。二十四節気の一つ。
雪が激しく降り始める頃で、毎年12月7日頃にあたる。
天文学的には、天球上の黄経255度の点を太陽が通過する瞬間といわれる。
鰤(ぶり)などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色附く頃。
南天の実と言えば、ベランダにあるマンリョウ、センリョウの実が、日に日に少なくなっていく。
ヒヨドリがやってきては、啄んでいくからだ。
毎年、実が赤くなると、いつの間にかヒヨドリの食料となってしまう。
ベランダで、他の鉢植えの間に埋もれたように存在する赤い実を、どのようにしてみつけるのだろう?
やってくる時は、まず近くの電線に止まり様子をうかがっている。その後(大丈夫かな?と思うと)ベランダの手すりに止まり、ちゃんと挨拶をする。
知らん顔を装っていると、赤い実を啄み、手すりに置き土産をしていく。挨拶を返した時は、実を取らずに飛び立って行く。
でも、後で気がつかないうちに、ちゃんと実だけは食べていくのだ。
なかなか賢い鳥だ・・・。

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