衣替え

6月は衣替え。
冬の制服から夏の制服へ、あるいは合服から夏服へと替わる。
しかし、近年では気温の変化に合わせて自在に衣装を替えることができるので、この時期が衣替えの目安という程度に過ぎないようだ。
男性は真夏でもYシャツの上にスーツの上着を重ね着するのは、かなり暑いことだろう。それに合わせて建物や電車内の冷房温度が設定されるので、薄着の女性はたまったものではない。
冷房対策を心がけよう。
ところで、日常着としてすっかり定着している「Tシャツ」は、Tの形をしていることから「Tシャツ」と呼ばれるが、「ワイシャツ」は、なぜ「ワイシャツ」と呼ばれるのか。襟元の開き方が「Y」の形をしているから?
『ワイシャツ』は、明治時代に「white shirt(ホワイトシャツ)」を勘違いした和製英語。他にも、江戸時代に「sewing machine(縫う機械)」のマシンからついた和製英語「ミシン」などもある。
カタカナの和製英語には、異文化に接した“当時の戸惑い”が残っているようだ。

前の記事

2009/6月のメッセージ

次の記事

人間は身勝手?