新しい年を迎えて

新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
新しい年を、皆様どのように迎えられましたか。
2008年子年は、干支(十二支)では最初になり、和暦では平成20年。
人間なら成人となる年です。
ついこの間平成の元号に変わったばかりのような気がしますが、年月の経つのは早いものですね。
一口に20年というとあっという間ですが、赤ちゃんと二十歳の人間の違いです。
赤ちゃんと比べると成長の度合いがわかりやすいのですが、大人になってからの20年間というのは、案外わかりにくいものです。
年が変わってから、近くの神社に恒例の初詣に行ってきました。
日中は冷たい風が吹いていましたが、夜は思ったほど寒くもなく、深夜にも拘らず小さいお子さん連れの方が目立ちました。
大晦日は特別なのでしょうが、子どもって、1時、2時まで平気で起きていられるものなのですね。
拝殿に辿り着くまでの間は、澄み切った夜空に煌々と輝く星を眺めたり、前に少しずつ進みながらの押しくらまんじゅうを楽しみました。
そう言えば、近頃押しくらまんじゅうなどをしている光景を目にしたことがありません。
塾通いや室内でのゲーム遊び、犯罪の多さなどから、戸外で遊ぶことがどんどん少なくなっていってしまいそうです。
<この子どもたちが成人を迎える頃は、どのような人間に、どのような社会になっているのだろう?>と、ふと思いました。
今日は風もなく、穏やかな元旦を迎えました。
今年は皆様にとってどのような年になるのでしょう。
良い年と思うか、悪い年と思うか、それは1人ひとりの心次第です。
結果だけに囚われず、1日1日を大切に、生き生きと過ごしていきたいものです。

次の記事

心で聴く