歌舞伎鑑賞

今夜は『社会人のための歌舞伎入門』に行ってきました。
実は、小学生の頃から大の歌舞伎ファンで、と言っても、その当時は歌舞伎座に行って観た訳ではありません。
その当時、NHKで歌舞伎座からの劇場中継をやっていたのを、何もわからないまま、いつもとても興味深く、面白く観ていました。
歌舞伎への興味はその当時から続いており、今さら歌舞伎入門でもあるまいと思いましたが、改めて一から始めるのも良いものです。
演目は、12月に相応しい、宝井琴調による「忠臣蔵の世界」の解説の後、中村吉右衛門、中村芝雀、市川染五郎、中村歌六等による『松浦の太鼓』より、序幕「両国橋の場」、二巻「松浦邸の場」、「松浦邸玄関先の場」
上の句に付句(下の句)をするという場面がありますが、即座に付句ができる風流さを持ち合わせているのはすばらしいなと思いました。
今夜は、1人ひとりの顔の表情(動き)がはっきりとわかる座席で十分に堪能することができましたが、ことばだけでなく、表情一つで全てを表現できるのもすごいことですね。
歌舞伎だけでなく、能、浄瑠璃・・・など、日本の伝統芸能にふれることができるのはすばらしいですね。

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