親と子、どちらの躾が先?

1日の橋本、2日の池袋の交流会で、2007年の交流会納めとなりました。
12月は会場確保が難しく、ずいぶん早い日程となりましたが、その分早くけじめがついた感じです。
そうはいっても、来年までお会いする予定のない方に「良い年をお迎えください」と言うのも、まだ何かピンとこない感じでした。
池袋の交流会の帰路、車中である光景を目にしました。
車内の座席付近には、「この座席には7人座れます」というような表示がしてあります。
それは「大人でも7人は座れますよ。詰め合って1人でも多くの人が座れるようにしてください」という意味合いのものです。
厚いコート類を着る冬期や横に大きい人がいる場合などは、6人くらいしか座れないこともありますが、時には大人が8人並んで座ることさえあります。
ところが、この7人掛け座席に大人が3人、後は幼稚園児くらいの子どもが4人座り、その子どもたちと座席の前に立った母親らしき人が一緒にきゃっきゃと騒いだり、座席の上でくるくる動き回ったりしていました。
大人と同じ1座席に1人ずつ座っていた子どもたちは、当然動き回るには十分な間隔があった訳です。
ドアの入り口付近に立っていた私は、その様子をじっと見ていましたが、母親は自分たちの世界に入ってしまっていたらしく、周囲の様子は全く目に入らないようでした。
目の前にいる他の大人たちも、「詰めてください」とも、「静かにしようね」とも言わず、見て見ぬふりです。
かく言う私も、わざわざ言いには行きませんでした。
このような場面を見た時、大人と子ども、どちらに声をかけますか?
また、躾はどちらが先に必要だと思いますか?

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