2007/9月のメッセージ
あなたは
いつも心穏やかに過ごしていますか。
額にしわを寄せてませんか。
苦虫をかみ潰したような顔をしていませんか。
人間だから
いつも穏やかな心ではいられないかも知れません。
でも ちょっと鏡を見てください。
表情は 心の表れであり
その表情が自分を
そして
他者を
さらに楽しくも
憂うつにもしてしまうのです。
心穏やかな日のあなたは
きっとすてきな表情をしていることでしょう。
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あなたは、1日に何回鏡を見ますか?
朝顔を洗う時と、夜お風呂に入る時。案外そういう人が多いのではないでしょうか。
1日忙しく働いている人は、鏡を見ることさえ忘れていることも・・・。
逆に、どんなに忙しくても、必ず鏡で自分の顔をチェックして・・・という人もいるようです。
鏡を見る回数は違っても、鏡を見る時、どのような意識で見ているでしょうか。
ただ何となく、あるいは<最近、シワが増えたな>とか<今日は疲れた顔をしているな>といった見方で終わってしまっているのでは?
表情は、その人の心の現れだとも言います。
嬉しかったり楽しかったりする時は、自然に表情も明るくほころびます。
辛かったり悲しかったりすると、どうしても沈んだ表情になってしまいます。
明るい表情は、相手を楽しく、ホッとさせてくれます。
沈んだ表情は、自分だけでなく、相手をも暗くさせ、また心配させてしまいます。
ところが、時には自分の心とは、全く違った表情をしていることもあります。
自分のその時の心の状態を悟られないようにと、ことさら明るく見せていることがあります。
私自身、昔はそうでした。
「何も心配事がない」
「いつも明るくて爽やか」
これが代名詞のようでした。
そうなってしまうと、常にそういった自分を見せていなければなりません。
<本当の私は、こんなに辛いんだよ>と言うこともできません。
どこかで無理を重ねていきます。
何事が起きても自分自身で昇華し、穏やかな心の状態にある時こそ、本当によい表情が心の底から滲み出てくるのではないでしょうか。