満開の桜の下で

海外からの受講者に3日間連続のセミナーを行い、今日はホッと一息ついたところで、溜まっていた雑用を済ませてから、気分転換にちょっと足を伸ばして新宿御苑に行ってきました。
毎年あちこちの桜を見ていますが、新宿御苑にはほとんど欠かさず桜の咲き具合を見に行っているので、桜の季節になると何となく気になって仕方がないというのが本音です。
桜は満開。
日曜日で天気もよかったので、券売機の前は何列もの長蛇の列。
中に入るとものすごい人の群れ。
その群れから少し離れた静かな木々の下で、先ずは「花より団子」で遅い昼食。あまりのんびりしていられないので、食べ終わるとすぐに散策。
園内のどこもかしこも、人の群れ、群れ。
日本人はもとより、外国の方が輪になって花より団子を楽しむ姿もかなり目立っていました。
花見に行ったのですが、このような時は人を見るのも結構楽しいものです。
お祭気分で、人を楽しませてくれるような仮装をしている人もあります。
このような表面的なものはもちろんですが、みなどのような気持ちで来ているのだろうかと考えます。
グループでワイワイ酒盛りをしている人たちも、静かに桜を眺めている人たちも、一人ひとり何らかの思いを持っていたことでしょう。
今日どのような気持ちでいたかによって、同じ桜を見ても、きっとそれぞれに受け止め方は違っていたことと思います。
人の心のありようで、同じ花を見ても全く別の印象を擁くのは不思議です。

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