成長しないのは大人?

アイちゃんの学校で、災害時に先生が直接保護者を確認しながら子どもを引き渡すための“引取り訓練”が行われたため、昨年同様、アイちゃんの保護者に代わって行ってきました。
昨年、校長先生や他の先生が児童や保護者に向かって話している間中、とめどなくお喋りをしている保護者の姿に唖然とした記憶があるため、<今年は、少しはまともに話を聞くのかな?>と期待?して出かけました。
大きな期待を持っていたわけではありませんでしたが、やはり・・・でした。
子どもたちの後ろに並んだ保護者の一部の人たちがお喋りをしていただけなのに、保護者全体がお喋りをしているかのように聞こえました。
途中、何回も他の先生が保護者の方に注意をしに来ましたが、それでもお喋りは止まることなく続き、昨年以上にひどかったように感じました。
「校長先生がお話をしています。静かに聞いて下さい!」と、何度目かには怒鳴るように注意される大人を見て、子どもたちはどのように感じたことでしょう。
子どもは日々成長しています。
その成長の過程で、大人の善い面も悪い面も全て見ています。
善い面だけを見習ってくれるとよいのですが、「大人がしているのだから・・・」と悪い面も当たり前のように真似をします。
最近の世情を反映し、「道徳教育」が改めて問われている今、まずは大人のための道徳教育が必要なのでは・・・と痛切に感じました。

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