いのちの輝き

新潟県中越地震から、23日で1年になります。
この地震で倒壊した自宅の下敷きとなって亡くなった小学校5年生の有希君の姉(英恵さん)が書いた作文が、新潟県主催の「私の主張」コンクールで優秀賞に選ばれたという記事が読売新聞に載っていました。
その一部が紹介されていましたので、ここでもその中からさらに一部を紹介したいと思います。
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やっと一つの答えが出ました。
(略)
命。
それは、自分次第で輝かせることも、くすぶらせることもできる光です。
(略)
弟は、命を輝かせていました。
私と、天国で今もほほえんでいるであろう弟からのお願いです。
皆さんも生きることの意味、命の輝きについて考えてみてください。
決して目標を見失うことのないように、誰にも負けないくらい、自分の命を輝かせてください。
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今の世の中では、命を命とも思わないように大変軽んじられ、平気で人の命を奪ったり、自ら命を捨ててしまう人が多くなっています。
昔のように、身近な人の死を身近で見ることがなくなったためでしょうか。
ほんとうに死というものがどういうことかを理解できれば、生きることの意味もわかることでしょう。