がんばらない

読売新聞のくらし面に「私のがんばらない介護生活」というコーナーがあります。
介護をする人からの短い投稿文を掲載していますが、これを読んでいると、介護者でなくとも大変参考になります。
私たちは、つい誰彼となく「がんばって!」という言葉をかけてしまいますが、「がんばれ」という言葉を、そう簡単に使ってよいものかと考えてしまいます。
ある人にとっては大きな励ましになるかも知れませんが、ある人にとっては、とてもつらい言葉かも知れません。
自分自身にも「がんばらなければ・・・」と言い聞かせることが多いと思いますが、どこまでがんばればよいのでしょう。
そう考えると、とても使い方の難しい言葉です。
介護をする人、しない人。
サラリーマンでも、家庭の主婦でも、頑張りすぎて自分自身が不健康な状態を引き起こすのでは元も子もありません。
短期で終わる仕事等ならともかく、長く続けていかなければならないことであればあるほど、頑張り過ぎずに適当に自分の時間を作り出し、息抜きをし、心の洗濯をすることも必要です。

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