どちらが鏡?

昨日は小学校で、災害時に直接先生が保護者を確認しながら子どもを引き渡すための“引取り訓練”が行われました。
そこで、アイちゃんの保護者に代わり学校に向かいました(もちろん、学校には代理が行く旨を事前に連絡済みです)。
子どもたちが校庭に出てきて整列し、保護者が引き取るまでの過程と、子どもや教師、そして保護者の様子を興味深く見守っていました。
子どもも教師も訓練とは言え、整然とした面持ちで臨んでいました。
ところが、子どもたちの後方に並んだ保護者は・・・。
「これが一人前の大人?」と疑いたくなるような、一部の大人達の光景を目の当たりにしてしまいました。
校長先生方が子どもに向かって話している時はもちろん、保護者に向かって話している最中もとめどなくおしゃべりを続け、一向に話を聞こうとする様子は伺えませんでした。
何を話しているのかよく聞き取れない状況でした。
「訓練と言えども侮るな」
かつて、耳にした言葉を思い出しました。
それと共に、
「親は子の鏡」?
「子は親の鏡」?
と、ふと思いました。
親と子、いったいどちらが鏡となって映し出しているのでしょう。

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