肥料

きょうは、相田みつをさんの言葉を思い出しました。
あのときの  あの苦しみも
あのときの  あの悲しみも
みんな肥料に なったんだなあ
じぶんが 自分になるための
私自身がさまざまな体験をする中で、目の前に何かが現れた時、<ああ、これが今度私に与えられた課題なのか>と受け止めて、「よし、やってやろう」という気持ちで臨んで来ました。
子どもの時から、目の前にあることから逃げ出すのが嫌いだったためか、苦しい時も、辛い時も、何事も一人で解決しようとしてきました。
それが善いのか悪いのかは別ですが・・・。
自分では、いつもごく当たり前のように、何事にも体当たりでぶつかってきたのですが、ある時、ふと思いました。
<今まで人一倍いろいろなことがあったけど、全て自分を大きくする(成長)ための肥料だったんだ>と。
ですから、相田みつをさんの上の言葉と出会った時、ちょっと驚きました。
私たちは、完璧な人間にはなれないでしょう。
ですから、これからもまだまだ、肥料という名のさまざまな体験を与えられながら、生きていくことでしょう。
しかし、その時、自分がどのように意識するかで、向かう方向はまったく違ってきます。
自分を成長させるための肥料となるか、あるいは萎縮させるだけのものか、すべて自分の意識(心)次第です。