新年度のスタート

4月は、新学期・新入学・新年度・新入社員・・・と「新」の字が並びます。
カレンダー(暦)の始まりは1月で、ここから新しい年が始まります。
1月と4月とでは、どちらからスタートするのがより実感が湧きやすいのでしょう?
学校や会社に行っている方にとっては、4月がスタートにふさわしい季節でしょうか。
自分自身では、学校やお勤めをしている頃は、やはり4月がスタートの起点になっていました。
ところが、今は4月を迎えても、単に月が変わったと思うだけにすぎません。
むしろ、何かの目標に向かって新しいことを始める時こそ、新しい自分の始まり(スタート)を実感します。
いずれにしても、何か新しいことを始める時、新たな環境に飛び込む時、何らかの不安が湧き上がってくることもあります。
しかし、もし不安という気持ちが湧き上がった時は、その気持ちをちょっと横においてみましょう。
これから学ぶこと、起こることなどをどのように捉え、どのように理解し、どのように意識していくかが大事なことです。
自分の意識次第で、これから先のことは全て変わっていきます。
それほど「意識」というのは大事なものです。
学校生活、社会人生活が楽しくなるのも、味気ないものになるのも、自分の意識次第です。
どうぞ楽しい日々をお過ごし下さい。
毎年都内の桜の開花はもう少し早く、今頃はあちこちで花見が盛んに行われる頃ですが、今年は昨日(3/31)やっと開花宣言がありました。
桜の花の命は短く、だからこそ人の心を惹きつける美しさがあるといわれます。
桜の花一輪一輪に、花びら一枚一枚に魂がこもっているような気がします。
特に桜が好きと言うわけではありませんが、京都の円山公園や醍醐寺の枝垂桜などを見ていると、吸い込まれるような感覚になるのが不思議です。
桜にはたくさんの種類があり、それぞれに特徴を持っていますが、これまでに見た桜の中で印象深いのは、ほんとうに桜餅の香りがするものでした。
思わず鼻を近づけて、クンクンと犬のように香りを嗅いでしまいました。
桜は単に「お花見」で終わるのではなく、花の色や形、香り、花のつけ方などを観察してみるのも楽しいものです。
皆さんはどのような桜の楽しみ方をされるのでしょうか?

前の記事

2005/4月のメッセージ

次の記事

満開の桜並木