生き方の選択  その2

目の前に表出した問題を直視するということは、人によっては大変難しいことかもしれません。
そのような時、ちょっと思い出してみてください。
例えばボールなどを受け取る時、自分の方から進んでボールにぶつかっていくのではなく、いったん身を引く形で受け取ると負荷も少なく、案外楽にボールを受け取ることができます。
ボールになじみやすくなると言ったらよいでしょうか。
もう一つ、スーッと真っ直ぐに伸びた木と柳の木を思い浮かべてみてください。
強風が吹いた時、それに耐えられるのは柳です。
目の前の問題に勇猛果敢に向かっていくのは恰好の良いことかも知れませんが、ただ闇雲にぶつかっていくのがよいでしょうか。
それとも、難問はうまくかわして関わらない方が良いでしょうか?
人は選択の仕方によって、生活や人生が大きく変わってくることもあります。
柔軟な気持ちで物事をみつめていくことが大事ではないでしょうか。
自ずと良い方向に導かれていくでしょう。

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