自然の脅威

新潟県中越地震に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
昨夕6時前、突然大きな揺れを感じました。
天井から下がった電気はまるでゆりかごのように大きく揺れ、観葉植物の葉はユサユサ。その後、同程度と少し弱めの揺れが3回、計4回の揺れに、これはかなり大きな地震かも知れない・・・と思いました。
新潟県中越地方を中心とした地震でした。
昨夜から、親戚・友人宅に安否の確認をしたくても電話は不通。
今日お昼近くから徐々に連絡が取れるようになり、声を聞いた時にはホッとしました。
幸いどの家も大事には至りませんでしたが、中には買い物に出かけたまま家に帰ることができず、避難所で一夜を明かし、翌日かなり迂回してやっと家に帰り着いた人もありました。
このような時、私たちはなす術もなく、ただただ無事を祈ることしかできないもどかしさを痛感します。
現地の人たちは、しばらくの間何の情報もないど真ん中にいるのですから、余計もどかしい思いでいたことと思います。
この地震は、当初たいした被害がないように報道されていましたが、一夜明けてみると、次第に実態が明らかになってきました。
新幹線の脱線、道路の陥没、土砂崩れ、家屋の倒壊、孤立した村などなど。
阪神淡路大震災を上回る強い揺れだったということですが、その割には家屋の倒壊や火災が少なかったようです。
小千谷、長岡、山古志村をはじめ雪国の家屋は耐雪設計がされ、雪の降らないところよりも土台がしっかりしていることや、柱も少し太いものを使っていることが幸いしたのではないかと思いました。
しかし、全てがそのような家屋ばかりではありません。
もし大雪の時なら、暖房を使っている時なら・・・事態はさらに違っていたかも知れません。
何よりも、長岡に住んでいた時なら・・・と考えてしまいました。
これ以上被害が出ないことを祈るのみです。
集中豪雨、台風、そして地震。
「これでもか」とばかりに、自然の猛威を突きつけられているような年です。

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