2004/9月のメッセージ

   鏡に映し出された自分の顔。
        いい顔をしている時もあれば
        暗い顔の時もある。
        いい顔だな~と思うと
        一日中気分がよい。
        気持ちが落ち込んだり
        疲れたりしている時は、
        どうしても暗い顔になってしまう。
        そんな自分の顔は見たくない。
       
        鏡は、自分の姿・形だけでなく、
        心の内側をも映し出す。
       
        今日の自分は
        いい顔をしているだろうか。
        そっと鏡を覗いてみる。
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私たちは、日々の他者との関わりの中で、いつも同じ顔をしているように思ってしまいます。
ところが、その日の、その時の気分によって、顔はどのようにでも変化します。
まさに、百面相です。
実際に、何気なく鏡に映った自分の顔を見た時、どのように感じるでしょうか。
気分がよい時は、<いい顔をしているな~、輝いているな~>と思うでしょう。
逆に、嫌なことがあった時、落ち込んでいる時、また疲れている時などは、暗い顔や怖い顔をしていることに気づき、さっと鏡から顔を背けてしまうこともあるのではないでしょうか。
 
鏡は単に自分の姿を映すだけでなく、心の内までしっかりと映し出してくれます。
人の悪口を言ったり、怒ったり、妬んだりしている時の、自分の顔を思い浮かべてみてください。
もし、想像がつかない人は、その時の顔を鏡に映してみるとよいでしょう。
きっと、二度と見たいとは思わないでしょう。
人は、おそらく誰もが、何回でも鏡を覗き込みたくなるようないい顔(輝いた顔)でいたいと思うでしょう。
そのためには、外見だけではなく、心の内側から磨いていかなければなりませんね。