夏の思い出

「夏がく~れば思い出す」
皆さんは夏休み、特に小学校1年生のときの夏休みは、どのような思い出がありますか?
海や山の思い出、宿題の思い出、親戚に行った思い出、勇気を出して一人旅をした思い出、両親が仕事に出かけ、一人寂しく留守番をしていた思い出・・・。
きっと、皆それぞれに、懐かしい思い出があることと思います。
私にとっての一番の思い出は、毎日描かなければならない絵日記の宿題でした。
今のように、夏休み中に1枚だけあるいは数枚描けばよいというのならよいのですが、毎日描くということは結構苦痛でした。
毎日きちんと描いていれば何ら問題はないのですが、親が多忙でどこかに連れて行ってもらうわけでもなく、毎日同じ生活の繰返しでは何も描く気になれず、絵日記はたまるばかりでした。
結局夏休み最後の数日間に姉たちに手伝ってもらい、泣きながら絵日記を描き上げたものでした。
たとえ小学生といえども、自分が好きなものを選んでやるのはよいのですが、強制的に何かをやらなければならないというのは、苦痛以外の何ものでもないことを学んだ夏休みでした。

前の記事

関西紀行

次の記事

2004/8月のメッセージ