順応性

小学校入学式直前に、転勤の為引越ししたアイちゃんが、入学式当日にお友達ができたと喜んでいたことを前回書きました。
翌日からは、お互いの家を行ったり来たりしながら毎日遊んでいるそうです。
子どもの順応性には目を見張るものがあります。
何の思惑も邪心もなく、自分が思ったことにまっしぐらに進むため、不安も恐れも抱かずにすんなり環境に順応することができるのでしょうか。
ところが、成長するにつれ次第に余計な思惑や邪心などが芽生え、また、それまでのさまざまな経験から、不安や心配、警戒心などが伴い、なかなか新しい環境に溶け込むことができなくなってきます。
その典型は大人でしょう。
純粋にすぐ順応する方もいると思いますが、表面とは裏腹になかなか環境に溶け込めず、辛い思いをしている方もいます。
このような大人からみると、「小さな子どもは(もしかしたら、全てとは言えないかも知れませんが)なんと素晴らしいのだろう。自分にもあんな時代があったのだな~」と改めて思い知らされました。

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