童謡

今日は珍しい光景を眼に、耳にしました。
外出先で電車に乗ると、蓮向かいに座っていた幼い女の子が童謡などを次々と歌い始めました。
子どもが童謡を歌うこと自体は、決して珍しいことではありません。
「咲いた、咲いた、チューリップの花が…」
「山寺の和尚さんが、毬をつきたし毬はなし…」
<えっ、今でもこの歌が歌い継がれているんだ?>
と懐かしさに聞き入ってしまいました。
電車は比較的空いており、乗り合わせた人たちも嫌な顔をせずこの光景をみつめていました。
今の世の中の状況では、もしうるさがられたりすると最悪の事態になることも考えられますが、何とも和やかな、穏やかな雰囲気の車中でした。

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