偶然と必然

「人は何気なく生きているようでも、からだは一皮剥けば血管が秩序だって流れ、臓器が一定の調和のもとに動いている。
この大宇宙も何か大きくて完璧な秩序の中にあるのではないだろうか。
そしてそれが時として、偶然という形で我々の前に現れ、その必然性を示してくれているのではないか」
これは、私がここ数年、何回となく読み返している本の中に書かれている言葉です。
何事も、決して「偶然」ということはないと言われます。
一人ひとりに合った何らかの形で、その人にとって必要なことを「偶然」という形で指し示してくれているのですね。
2/1のところで書いた「何事も、その人に乗り越えられない課題は与えられない」という言葉にも通ずるものだと思います。
また、いろいろな自然現象等も、大宇宙の秩序が乱される為に起きていることで、そのことに気づきなさいという警告です。
ところが、人はとかく目先のことにしか目がいきません。
もっと先を、見えないものを見ることの大切さに気づいてほしいものです。

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