自在な心

お釈迦様は仏教の世界の一つとして、「物事にとらわれない世界、自在になる心を自分のものにしなさい」と教えています。
ほんとうに人間が幸せになるためには、執着から離れなければならない。あれが欲しい、これが欲しいというような、限りない欲望の執着から卒業しなさい。それをふり捨てることにより、とても気持ちが楽になり、自由になれると教えています。
たとえば「私はどうしても○○のバッグが欲しいの。あれを手にするまでは‥」とか「うちの子はどうしても◎◎大学に入れたいの」「私は絶対あの人を許すことができない」などのように、どうしても何かに執着してしまいます。
しかし、そのような執着を手放しなさいといっているのでね。
確かに、何ものにもとらわれないようになるととても気持ちが楽になります。
傍から見ると、何も心配事も悩みもない「楽天家」のようにも見られます。
でも、「物事に執着しない自在な心」‥実は簡単そうで、大変難しいことなのですね。
仏教の教えということに拘らず、皆さんもこの「自在な心」に一歩近づいてみませんか。

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